『NOB-FALCON レビュー』コスパ抜群の高音質ワイヤレスイヤホン

元々猫を1匹飼ってたんですけど、最近母の知人が子猫の里親を探していて我が家で引き取ることにしたんです。そのこととイヤホンにどういった繋がりがあるのか疑問に思ったことでしょう。

結論をいうと有線のイヤホンを凶暴な子猫に噛み切られました。子猫は噛み癖があるし、いつかイヤホンがやられるとは分かっていました。

だからこそ、できるだけ子猫の牙が届かないところに置いていたんですけど、ちょっとした油断というかトイレに言っている隙にやられていました。

無職の私には辛い断線でした。だって、お金がないのにそんなに物が買えるわけないじゃないですか。

で、思ったわけです。どうせイヤホンを買っても噛み切られるだろうし、ここは思い切って完全ワイヤレスのイヤホンを買ったほうが良いんじゃないかと。そうすれば初めは高いけど、最終的な失費はワイヤレスのほうが少ないんじゃないかと。

とは言え、いざ買うとなっても完全ワイヤレスイヤホンは眼中にありませんでした。遅延はあるし、充電する面倒くささがある。音質だってそんなに良くない。けれど、私が知らないだけで進化しているんですね。

そういった弱点を潰したようなイヤホンを発見しました。それがNOB-FALCONです。

NOB-FALCONとは

NOB-FALCONとはnoble audioが開発した完全ワイヤレスのイヤホンです。

noble audioという会社は今まで知りませんでした。結構イヤホンを買ってきたにもかかわらず知らないということは新興の中華メーカーなんだろうかと思いきや、アメリカの高級イヤホンのメーカーでした。

そら高級イヤホンなんて無職の私には無縁なんで知る由もないですね。ちなみに、noble audioを設立した人物は聴覚学の博士号を取得したジョン・モールトン。別名wizard。なんというか凄いですね。

さて、そんな高級イヤホンのメーカーが開発した初めての完全ワイヤレスイヤホンということもありNOB-FALCONは発売前から日本でも注目を集めていたようです。そして、価格はなんと高級メーカーとは思えない1万7000円前後という安さ。

しかも、完全ワイヤレスイヤホンの弱点である遅延・使用時間・音質を改善しているということと価格も相まって日本ではかなりの人気商品となっています。

NOB-FALCONの良いところ

Falconの良いところを書きました。

高音質

私が完全ワイヤレスイヤホンを避けていた理由の一つが音質の悪さです。もちろん、無職ですから今までワイヤレスイヤホンを使ったことはありませんでした。しかし、何度か興味を持って調べたことがあるんです。

どこのレビューを見ても似たようなことが書いてありました。ノイズキャンセリングは良いけど音質が良くない。ワイヤレスは快適だけど高額に見合わない音質。

高いイヤホンを買う以上、ワイヤレスであっても音質の良さが欲しかった身としては興味を失うレビューでした。でまぁ紆余曲折あり、音質の良さが絶賛されているFalconと出会ったわけです。

実際Falconの音質は良いものです。クリアに聞こえてフラットに表現している、という表現が正しいのか分かりませんが、私は聞いていてそういう印象を受けました。

弟がFalconよりも高いSonyのワイヤレスイヤホンを持っているんですけど、そのイヤホンよりも音質は明らかにFalconのほうが上でした。Sonyのほうは若干籠っているように聞こえました。

ただFalconはクリアである一方、幾つかの音が刺さり気味でした。ゼンハイザーなどのまろやかな音が好きな人には向いていないと思います。まぁ刺さり気味とはいっても不快な音ではないので私は気になりませんでした。

連続再生10時間

完全ワイヤレスを避けていた理由の一つが充電する面倒くささです。例えば大人気apple製品は4.5時間。Sonyは6時間。外出や出勤などで使う分には問題ありません。しかし、家の中でドラマや映画を何時間も見るとなると足りないのは明白です。

しかし、Falconの連続再生時間は10時間。ドラマだと3話くらいみて休憩中に充電して、といったようなことを繰り返せばストレスなく使い続けることができます。

実際Falconを2週間ほど使っていますが、充電切れになったのは1回だけ。そのときは充電ケースの充電を忘れていて、イヤホンをケースに戻しても充電されていなかったことが原因です。ようは私が馬鹿なだけでした。

低遅延

デスクトップのパソコンにはBluetoothを受信できるレシーバーがないためMacbookProだけでの使用になります。

MacbookProではaptxで接続しています。aptxを簡単に説明すると、従来より低遅延で高音質なコーデックです。しかも、FalconはQCC3020というチップを搭載しています。ということもあり、かなり低遅延なのは間違いありません。

できるだけ遅延を目視できるようにアニメで確認しましたが、ほとんど違和感がないレベルです。しかし、完全に遅延がないかというとそんなことはありません。よく目を凝らせばわずかな遅延が目視できます。

こればかりはatpxの限界というしかありません。もし、目視では分からないレベルの低遅延を求めているのであればaptx-LLに対応したワイヤレスイヤホンを買うしかありません。

防水

無職ニートの生活を満喫しているためFalconを外で使う機会はありません。そのため防水のメリットを実感したことはありませんが、IPX7という表記からなんちゃって防水とは一線を画しているため紹介します。

IPX7の凄いところは30分間完全に水没させても内部に浸水しないということです。つまり、お風呂の中だろうが雨が降っている外だろうが基本的には問題なく使用できます。

引きこもり生活のあるあるとして、イヤホンがコップや食べ物の中に落ちることがありますよね。そういった場合も問題ないということで安心して使用できます。

やっぱり高価なイヤホンですから、できるだけ壊れる要因は排除したいですよね。

片耳でも使える

Falconはノイズキャンセリングがないにもかかわらず、しっかりと耳にフィットしているため外の音が聞こえづらいです。それは確かに素晴らしいことですが、外音を取り込む機能がないため場合によってはイチイチ取り外す必要があります。

私の場合は配達が来た際のインターホンは絶対に聞き逃したくないタイプなので、そういうときは片耳だけで音を聞いておきたいんですけどワイヤレスイヤホンは片耳に対応していないのが多いんですよね。

しかし、Falconは片耳だけ音を出すことができるため、めちゃくちゃ便利です。インターホンは逃さないし、親と会話する際も聞き逃さずに済みます。ウォーキングなどをする際にも安全確保のため片耳だけってのはありがたいですよね。

NOB-FALCONの悪いところ

Falconの悪いところを書きました。

装着感

これはFalconの問題というよりも好みの話になります。

Falconの装着感は私は大嫌いです。どういうものかというと、イヤーチップと耳の間に空気圧が生まれます。つまり、イヤホンが耳に吸い付いている感じです。

この意図は分かります。これだけしっかりと装着するとノイズキャンセリングがなくてもかなりの音をシャットアウトできますし、うっかりイヤホンを落として失くすということが避けられます。

しかし、空気圧が生まれているということは、外す際は痛みが伴うということです。子供のころ耳鼻科で何度か耳の空気を抜いてトラウマになっているんですよね。おそらく人一倍耳の空気には敏感なんだと思います。

ということもあって、イヤホンを抜く際はわざわざ回転させながらゆっくりと抜いています。これがまず面倒くさい。

次にイヤホンを両耳に挿した状態で食事をすると音が不安定になります。食べ物を飲み込む際に耳の空気が鼻か喉かは分かりませんが吸い寄せられます。そのことでイヤホンが耳に密着し、音が聞こえづらくなるわけです。

こういった状態もイヤホンが密着し過ぎているからこそ生まれることです。以上の理由からFalconの装着感は2週間たっても慣れずにいます。

気にならない人はまったく気にならないでしょうが、私のように気になる人は本当にダメだと思います。

充電中か分かりづらい

Falconには2つの充電が必要です。1つは充電ケース、1つはイヤホン。充電ケースはイヤホンを元に戻すと状態によって4つの内いくつかが光ります。例えば充電満タンなら4つ光るし、ギリギリなら1つ光ると言った感じです。

しかし、この光が本当に一瞬のため、確認するのに苦労します。1回だけ充電切れになったと書きましたが、この一瞬の光が原因のような気がします。まぁ私がルーズじゃなければ問題なかったことなんですけどね…。

次にイヤホンの充電の状態です。イヤホンは具体的にどれくらいの残量があるのか分からないようになっています。確認するにはスマホに繋げれなければなりません。まずここが面倒くさいですよね。

次にイヤホンの充電中はイヤホンの先端がオレンジに光るんですけど、これを確認するためにはケースを開けれなければなりません。

やっぱり面倒くさいですよね。Falconの充電は分かりづらいうえに面倒くさいので、ここらへんは次の製品での改善を期待したいです。

充電ケースが安っぽい

充電繋がりでいうと充電ケースが安っぽいです。充電ケースの小ささは問題ありません。むしろ、持ち運びがしやすくて便利です。私は外に出ないのであまり関係ありませんが。

ただ、充電ケースが安っぽいというのは恐怖でもあります。割とぺらっぺらなプラスチックなんですよね。もちろん、本当にペラペラな訳ではありません。ただ、ちょっと踏んだだけで割れてしまいそうな脆さが伺えます。

1万7000円と高いにもかかわらず、こんなにも充電ケースが安っぽいのはいかがなものかと思います。それだけイヤホン本体にお金がかかってるってことなんでしょうけどね。

ホワイトノイズ

音が流れているときは気になりません。しかし、音が途切れるとサーというホワイトノイズが2秒ほど聞こえます。なぜ2秒なのかというと、音が消えると消費電力を抑えるためにスタンバイモードに切り替わるからです。

こういったことはレビューには書いてなかったため、初めは初期不良なのかとドギマギしました。調べたところFalconの公式サイトが出てきてこう書いてありました。

商品特性。

具体的な説明は面倒くさいので避けますが、私は高音質を実現するためには仕方がないことだと納得しました。ただやっぱり人によっては気になることだと思います。ホワイトノイズが嫌いな方は気をつけましょう。

再接続しない

これちょっと面倒くさいなぁと思ったのが一度充電をすると再接続してくれないことです。例えば、しばらく休憩しようとして充電ケースに直すじゃないですか。んで、休憩を終えて耳に装着すると。

本来ならここで前に接続していたスマホなりパソコンなりに再接続してくれても良いと思うんですけど、Falconはわざわざ手動で接続しなおさなければなりません。些細な事なんですけど、一々こんなことをするのかと思うと若干うんざりします。

ということもあって、私はちょっとの休憩なら充電ケースには入れないようにしました。その結果が充電切れなんですけどね。ここも次回作では改善を期待したいです。

まとめ

私のレビューを見ると文句が多いため駄目な完全ワイヤレスイヤホンなのかと誤解されそうですがそんなことはありません。確かに欠点があるのは事実です。しかし、そんなことは気にならない良さがFalconにはあります。

音質であったり、連続再生時間であったり、防水であったり。また私にとってのデメリットが他の人にとってのデメリットというわけではありません。

とくに装着感に関しては本当に好みの問題なので、自分がどういった装着感が好きなのか己に問うしかありません。

NOB-FALCONは価格と音質を考えると本当にコスパに優れた逸品です。万人にオススメというわけではありませんが、音質を求めているのであればオススメしたいです。