『27UL650-W レビュー』4K HDR対応のモニターが欲しいなら取り合えずこれ買っとけ!

私Netflixでドラマやドキュメンタリーを見るのが好きなんです。映画は駄作率が高くてあまり見ないんですけどね。

でまぁ2年くらいNetflixを利用してきた私ですが、最近父や弟が同じアカウントで見始めたんです。それはNetflixの規約的にも問題ありません。ただ、スタンダードだと2人しか同時に利用できないという問題があります。

結果、私がお金を払っているのに父と弟が見ていて私が見られないという由々しき事態が発生しました。まぁその程度で怒るわけもなく、最上位のプラン「プレミアム」に移行したわけです。

そこまでは良かったんです。みんなハッピー。ただ何を思ったのか邪な考えが生まれてしまいました。どうせプレミアムにしたんだから4k、なんならHDRに対応したモニターで見てみたいなぁって。

私無職なんで自分でもなに考えてんだこいつとは思ったんですけど、そのとき酔っていてサクッと27UL650-Wを注文をしてしまいました。

まぁ買ったもんは仕方がねえというわけで、27UL650-Wのレビューというか感想を書いていきます。

使用感

元々数年前にMacbookProを購入して、高解像度のモニターがどういうものか把握していました。まぁMacbookProは厳密には4kではないので正確なところは分からなかったですけどね。

そんなこともあり正直なところ4kとはいってもそう驚くようなことはないだろうと思っていました。けど実際はビックリ。まず私のMacbookProが古いってこともありますが、発色の良さが段違いでした。流石HDR対応のモニターです。

そして、27インチとPCのモニターにしては若干大きめということもあり迫力がありました。では、全てが良かったのかというとそうでもありません。

まず単純にモニターが重かったのです。4キロほどで女性でも持てるような重さなのは間違いありません。しかし、27UL650-W特有の機能が運ぶのを難しくしました。

27UL650-Wには高さ調整という素晴らしい機能が備わっています。今まで高さ調整がないモニターしか使ってこなかったのでこれほど便利なのかと驚きました。

一方で先ほども言ったように持ち運ぶのが大変だったのはこのせいです。27UL650-Wを持つところと言えばモニターを支える柱ですが、ここを持つとびょーんと伸びるんですよね。

そのため、かなり不安定な持ち運びをしなくてはいけなくなり、必要以上に重さを感じてしまいました。とは言え、そうしたデメリットを差し引いても余りあるモニターとしての美しさや使いやすさがあったため大したストレスにはなりませんでした。

27UL650-Wの良いところ

27UL650-Wの良いところを具体的に書きました。

4k

私が27UL650-Wを買った理由はNetflixで4kやHDRに対応しているドラマなどを見たかったからです。それ以外の用途には正直に言って期待していませんでした。なにせ高解像度のモニターといえばMacBook Proだけだったので。

Macと27UL650-Wの最大の違いはモニターの大きさです。27インチだということを27UL650-Wを実際に使うまで理解していませんでした。解像度が高くモニターが大きいということは、それだけモニターに表示させることができるということです。

つまり、ブラウザーを2つに並べてみることができます。まぁその程度のことなら普通のモニターでも出来るんですけど、4Kの場合3,840×2,160という圧倒的に広域のため見やすさが段違いでした。

こうして記事を書くときに横のブラウザで調べ物ができるためめちゃくちゃ楽なんですよね。このような使い方はレビューを見ればよく書いてあるありがちなことなんですけど、レビューを見ずに買っているため青天の霹靂でした。

HDR

4kと共に27UL650-Wの売り文句として使われているのがHDRです。というわけで、HDRを良いところとして上げないわけにはいかないでしょう。

上のほうでも触れていますが、私はMacbookProを主に利用してきました。そして、MacbookProは高解像度で描写も綺麗。そんなこともありHDRにもそこまで期待していませんでした。でも、やっぱり違うんですよね。

MacbookProは確かに綺麗な表示をしますが、それでもHDRではありません。27UL650-WのHDRは10ビットも表示してくれるため、あれだけ綺麗なMacbookProであっても及ばない圧倒的な絵を表現してくれました。

とくにNetflixの4kHDR対応の作品は圧巻です。ただまぁ綺麗すぎ、明るすぎで若干目が痛くなるという弱点はありましたがw

高さ調整

27UL650-Wを運ぶときはこの高さ調整が邪魔でした。モニターを持ち上げると首が伸びるだけだったからです。必要以上に重さを感じました。しかし、いざ27UL650-Wを使用すると高さ調整のありがたさがよく分かります。

高さ調整ができるデスクを使っているなら不要かもしれませんが、高さ固定のデスクだとやはり人それぞれの見え方というものがあります。私の場合、低い机を使っていたためモニターが低かったんですよね。

見下ろすことによる肩こり。背中を長時間丸めることで姿勢が悪くなる。といったように様々な問題があります。それを簡単に解決してくれるのが高さ調整です。

自分にあったモニター配置ができることで長時間使用しても体が痛くならないという最大のメリットが生まれました。正直にいうと4kやHDRよりも買って良かったと思う要素でした。

27UL650-Wの悪いところ

27UL650-Wの悪いところを書きました。

グラフィックボードに左右される

大前提として4kやHDRを利用するには対応したグラフィックボードが必要になります。具体的にどういうグラフィックボードが必要なのか分からない方はGoogleなどで検索してください。

んで、私が使用しているグラフィックボードはGTX1070TIになります。ゲーミング用としては中々のハイスペックだと思います。実際ゲームをするうえで困ったことはありませんでした。

しかし、HDRを利用してNetflixを見ようとすると接続が途切れたり、硬直・カクカクするなど不具合が多発しました。

専門的なことは一切分からないのでもしかしたら私が持っているグラボに問題があるのか、27UL650-W自体が初期不良なのか分かりません。なので、あくまでも私の環境ではこうなったという前提で続きをご覧ください。

まず、NetflixのWindowsアプリを使おうとすると間違いなく不具合が発生しました。それは先ほども言ったように硬直などですが、ほとんどが接続が途切れるかNetflixのアプリが落ちるかのどちらかでした。

ならchromeを使えば良いじゃんと思うでしょうが、chromeはそもそもNetflixの場合720P以上の出力には対応していません。つまり、4kどころかFHDすら見られないというわけです。実はこのことはNetflixを利用して2年目に気づきました。

今までスタンダードに加入しておきながら720Pで見ていたという馬鹿っぷり。だからこそ、全ての出力に対応したNetflixのアプリを使っていたんですけど、HDRの機能をオンにすると使えないという致命的な問題があったのです。

そこでマイクロソフトのeggを使ってみることにしました。eggはアプリと同様に全ての出力に対応した優れものです。結果、確かに4k、HDR共に利用できました。けれど、動画再生中にマウスカーソルを動かすと一瞬画面が真っ暗になったり、酷い場合だとアプリと同様接続が途切れてしまいました。

それでも見られるだけマシですが、スムーズにNetflixが見られずストレスになったのは事実です。ちなみに、YouTubeの4kやHDRは何の問題もなく見られたため、やはりNetflixとの相性の悪さがどこかにあるんだと思います。

追記:これが正しいのかは分かりませんが、私が使用しているグラフィックボード「GTX1070TI」にはVP9というエンコードの再生支援に非対応なんだとか。そして、NetflixのHDR作品は基本的にVP9…。

多分これが原因だと思いますが、何度も言うように私は専門的なことは一切分からないため断言はできません。しかし、27UL650-Wの他のレビューを見るにこの問題にぶつかっているのは私だけなので、おそらくVP9にも対応したグラフィックボードを用意すると何の問題もなくHDR作品を見ることができると思います。

ここまで長々と語っておいてなんですが、eggを利用すればたまに途切れる程度なのであまり重く考える必要はありません。しかもNetflixを利用しないなら問題にすらならないでしょうね。

HDRをオンにすると青くなる

27UL650-WにはHDR対応の作品を再生したらHDRに切り替わるといった便利な機能はありません。27UL650-WでHDRを機能させるなら、WindowsのHD colorという設定から切り替える必要があります。

問題なのはHDRの機能をオンにするとSDRのコンテンツも強制的にHDRのような色になるということです。それが綺麗なら素晴らしいんですけど、残念なことに全体的に青くなってしまいます。

もちろん、赤が紫になるというわけではありません。白が青寄りになるだけ。そのため、慣れてしまえば何の違和感もないんですけど、慣れるまで青っぽくて違和感があるのも事実です。

HDRをオンにしなければとても綺麗に表示されますが、その場合はHDRに対応していないためHDRでドラマなどを見ることができません。私は一々設定を切り替えるのが面倒くさかったのでHDRをオンにしたまま使い続けています。

先ほども言ったように慣れてしまえばまったく気になりません。どうしても気になる場合は、映像を見るときだけHDRをオンにすると良いでしょう。HDRをオフにしているときのSDRは流石LGなだけあってとても綺麗です。

HDR未対応の4k作品は暗い場合がある

27UL650-WはHDRを使わなくても輝度が350cd/㎡のためとても明るいです。そしてHDRとなると400cd/㎡になるためめちゃくちゃ明るいです。それこそ慣れていなければキラキラして目が痛いくらいです。

一方でHDRに対応していない4kの作品を見ると暗い場合があります。もちろん、全ての作品がそうというわけではありません。しかし、例えばNetflixにはトルコドラマのアティエという作品があります。

このアティエ、4kには対応していますがHDRには未対応です。アティエを見ていて思いました。かなり暗かったんです。そのため、HDRをオフにして改めて見てみました。変わらず暗いんです。

結局なんで暗いのか分からなかったんですけど、こういう作品がたまにあって気になりました。たぶん撮影したカメラの問題だと思います。実際YouTubeではそういう作品には出会っていません。

ゲーム用モニターではない

私が好むゲームはFPSです。ちょっとしたラグが命取りになります。そういうゲームをゲーミングモニターでやっていたからこそ思うことですが、27UL650-Wをゲーム用に買うのはオススメできません。

27UL650-Wの宣伝文句にゲームもできるとあります。それは間違っていません。私も試してみましたが4kやHDRでやるなら確かに素晴らしいものです。しかし、これはあくまでもRPGをたまにやる程度の話です。

例えばどのようなゲームでも構いませんが、ゲームをメインに27UL650-Wを利用するなら絶対にオススメできません。理由は応答速度が5msだからです。ゲーミングモニターを謳うモニターの応答速度は最低でも1msです。

FPSやMOBAなどをやるとなるとそれ以下のモニターを欲しがる人もいます。それくらいゲームをやるうえで応答速度は大切なものです。

応答速度が遅いとどうなるのか。反応が遅れます。そして、応答速度の遅さは酔いにもつながり、長時間ゲームをやるには向いていません。ですので、ゲーム用にモニターが欲しいならゲーミングモニターをオススメします。

私は27UL650-Wを映画やドラマを楽しむモニターだと考えています。

27ul650-wと27ul600-wの違い

名前がそっくりで基本スペックを見るに違いがなさそうに見えますよね。実際一つを除いて違いはありません。その一つというのが高さ調整です。ですので、もし高さ調整が不要なら27ul600。

高さ調整が必要なら27ul650を買うと良いかもしれません。ただ私個人としてのオススメは27ul650です。理由は高さ調整があるから。

27ul650の良いところとして高さ調整を上げたんですけど、実際この高さ調整はストレスを排除するうえで欠かせません。しかも、27ul650と27ul600の価格差はわずか3000円程度。3000円で高さ調整が手に入るなら27ul650を買うべきです。

まぁモニターを壁に貼り付けるなら27ul650よりも安い27ul600のほうがオススメですが。

まとめ

27ul650は決して万能なモニターではありません。それこそ上を見ればキリがないくらいです。

しかし、4kやHDRを体験してみたいならこれ以上のモニターはないと思います。入門機として素晴らしいモニターですので、27ul650を買おうか悩んでいる方には是非オススメしたいです。