【レビュー】この価格でこの音質はAT2020USB+だけ!お手軽コンデンサーマイクを紹介

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無職にありがちなんですけど、ブログとかYouTubeで逆転ホームランを夢見るんですよね。かくい私も例にもれず、ブログがイマイチなのでYouTubeに挑戦しようと考えました。何年か前にゲームが趣味だったこともあり、配信をするためマイクを買っていました。

一昔前なら安くて音質が良いとしてどのブロガーも紹介していたSonyのPCV80U。てか、この記事を書くためにAmazonのランキングを見たんですけど未だにコンデンサーマイクのカテゴリーで1位なんですね。

なにがビックリってPCV80Uというマイク音質が良くないんですよ。価格を考えてもこれ以上に音質が良いマイクは幾らでもあります。

PCV80Uの何が問題かというと、音が小さいうえにブーストするとホワイトノイズが酷いんですよね。その問題を解決するためにはオーディオインターフェースを買う必要があり、許容範囲内まで改善しようとすると結局1万円を超えてしまいます。というわけで結局私は配信を止めてしまったわけです。

今回もお金がないということでPCV80Uを使おうと考えたんですけど、何年たっても音量の小ささとホワイトノイズが改善されないのは当たり前のことです。というわけで、色々とマイクを探した結果、オーディオインターフェースが不要で音質が良いAT2020USB+を購入することにしました。

結論からいうと思った以上に自分の活舌が悪く、1カ月も経たずにyoutubeは辞めました。みんな、マイクを購入する前にユーチューバーの適性があるか考えような…。

AT2020USB+とはどんなマイクなのか

AT2020USB+はオーディオテクニカが開発したコンデンサーマイクです。

個人的にオーディオテクニカはイヤホンやヘッドホンの会社というイメージがあったので、マイクを購入する際に驚いた記憶があります。

ちなみに、コンデンサーマイクとは、技術的な話は私もできないですし恐らく聞いても意味が分からないので省きますが、ようは感度が高いマイクです。感度が高いと小さな音でも拾ってくれるため、まぁ人にもよりますが収録の際には助かります。

超ザックリとした説明になりましたが、AT2020USB+とはそういうマイクです。

AT2020USB+とAT2020の違い

初めて見たときAT2020USB+とAT2020の違いが分かりませんでした。めちゃくちゃ分かりづらいんですよね。しかも、マイクに関して素人だと本当に同じようなマイクにしか見えません。

AT2020USB+とAT2020の違いはズバリUSBの有無です。今回私がレビューしているAT2020USB+はUSBをPCに差し込むだけで簡単に使えます。対してAT2020はUSBではなくオーディオインターフェースに繋げなければ使えません。

AT2020のほうが5000円以上安いため、ラッキーと思って買うと高い勉強代になってしまいます。オーディオインターフェースを持っているならAT2020のほうが良いと思います。しかし、オーディオインターフェースを持っていない、余計な失費は押さえたいのであればAT2020USB+が最適です。

ちなみにAT2020USB+と同じ価格でAT2035というマイクがありますが、これもオーディオインターフェースがなければ使えません。AT2035は2020と比べて完全に上位互換のマイクなのでオーディオインターフェースがあるならAT2035をオススメします。

AT2020USB+の良いところ

AT2020USB+の良いところを書きました。

電源不要

コンデンサーマイクの特徴の一つに電源を必要とすると書かれています。そのため、わざわざコンセントを一つ用意しないといけません。しかし、AT2020USB+には電源が不要で、USBをパソコンに挿すだけ。

些細なことですが、コンセントを一つ用意するのはちょっとした面倒ですよね。普通2つしかなく、パソコンの場合モニター含めそこで終わってしまいます。電源タップを用意すると今度は見栄えが悪くなったり、場合によっては足の踏み場が狭くなります。

ということもあり、電源が不要なのは人によってはめちゃくちゃありがたかったりします。私も電源タップを用意するのが面倒くさかったので電源不要はありがたかったです。

ちなみに、AT2020USB+に電源が不要だからと言ってコンデンサーマイクとしてのパワーが落ちることはありません。

オーディオインターフェース不要

マイクの音質を追求するとオーディオインターフェースが必要になってきます。しかし、AT2020USB+はオーディオインターフェースが不要です。しかも特別なソフトがいるわけでもないため、PCに繋げばあとはお好みの録音ソフトで収録するだけです。

では、AT2020USB+の音質が悪いのかというとそんなことはありません。もちろん、上を見ればキリがありません。2万のマイクに1万のオーディオインターフェースであればAT2020USB+より間違いなく音質が良いですし、オーディオインターフェースの機能もあり様々なことができるでしょう。

しかし、耳障りじゃない音とyoutube用の録音がしたいのであればAT2020USB+以上のマイクは不要です。

ミキシング

AT2020USB+の裏にはイヤホンなどの差込口があります。そこにイヤホンなどを差すとマイクの音が聞こえるわけです。

これ普通に使う分にも便利なんですけど、例えば収録した音を聞きつつ録音したい時なんか遅延がなくてめちゃくちゃ便利なんですよね。しかも、マイク側でイヤホンから聞こえる音や自分自身の音を調整できます。

PS4なんかでボイスチャットをしながら使う、なんてこともできます。超楽な機能です。

AT2020USB+の悪いところ

AT2020USB+の悪いところを書きました。

集音性が高すぎる

集音性が高いということは、小さな声もしっかりと拾ってくれるということです。そんなこともあり集音性が高い=高性能だと思われがちで、まぁ実際高性能なので間違ってはいません。

ただ集音性が高いということは、録音したくない音も拾ってしまうということです。例えば収録中頭が痒くて掻いてしまうとします。録音するときのボリュームにもよりますが、70%以上で収録していると間違いなく入ります。まぁ収録するときなら一度止めて、あとで編集すれば良いだけなんですけどね。

その他にも犬や猫を飼っている場合、遊んでいる音が入ったり、なんならデスクトップのパソコンだとファンの音がノイズのように混じることがあります。

私が一番気になったのは喋った際の音です。普段はそんなことないんですけど、録音しているという状況からなのか口の中に涎が溜まりクチャクチャ音がすることに気づきました。

ようはちょっとした緊張感から通常よりも涎が出やすくなっているわけです。集音性が良いAT2020USB+では当然のようにその音も拾い、何度も録音しなおすことになりました。

当たり前ですがゲーム実況をする場合はマウスのクリック音やキーボードの音もしっかりと拾います。このことからも分かるように集音性が高いからといって万人にメリットをもたらすかというとそんなことはないわけです。

単一指向性だけど…

集音性が高いことと関連する話ですが、確かにAT2020USB+は単一指向性です。では、周囲の音が入らないかというと、集音性が高いためめちゃくちゃ入ります。

たとえマイクの裏側の音であってもしっかりと入ります。これは実際に試したことなんですけど、表裏をあえて逆にして録音してみたところ、流石に表のときとは音量が違いますが、問題ないレベルで録音できました。

ということで、なるべく周囲の音を録音したくない方はAT2020USB+は向いていません。どうしても自分の音だけを拾いたい場合は、無音の環境を作るか超単一指向性のマイクを購入するしかありません。

ただ、どちらを選択するにしろAT2020USB+よりも高額になるのは間違いありません。

三脚が短い

できるだけ周囲の音を拾いたくない。そんなときは音量を絞って録音する必要があります。私の場合は周囲の音というよりも、喋った際のクチャクチャ音を消すために音量を絞って録音していました。

そこで問題になってくるのがAT2020USB+に付属している三脚では短すぎて満足に録音ができないことです。70%以上の音量であれば問題ないんですけど、それ以下だとマイクを口元に寄せなければ本当に小さな声しか録音できないんですよね。

あとから編集でブーストすると余計なノイズが出て、やっぱり微妙な出来になってしまいます。ただまぁこれに関してはマイクアームを買えば解決できる問題です。

私の場合はマイクアームとポップガードが必要だったためセットになっているものを買いました。Amazonには2000円くらいのものが売っているのでお好みの物をどうぞ。

AT2020USB+からオンオフできない

録音を目的としている場合これは悪いところではないと思います。私は録音だけだったのでまったく気になりませんでした。ただ生放送をすると考えるとAT2020USB+からオンオフできないのは割と苦しいんじゃないかと思いました。

AT2020USB+には物理的なオンオフのボタン、あるいはスイッチがありません。そのため、配信中に親が部屋に入ってきても素早くオフにできない可能性があります。

パソコンの場合は配信ソフトにオンオフの機能があるため、好みのショートカットキーに割り振れば良いんですけど、PS4の場合はどうなんでしょうか。私はPS4を持っていないので分からないんですけど…。

こういうときオーディオインターフェースに繋げていると簡単にオフにできるんですけどね。こういうところもオーディオインターフェースの利点です。

AT2020USB+は湿度や埃に気をつけよう

これはAT2020USB+の悪いところと言うよりも、コンデンサーマイク全般に言えることです。

コンデンサーマイクは振動板を使って録音するという性質上、振動板を傷つけるようなことは避けなければなりません。例えばAT2020USB+を落とすといった行為は厳禁です。テレビなんかでマイクを叩きつけているシーンを見かけますが、あれは頑丈なダイナミックマイクだから出来ることです。

次に長期間放置して埃が溜まるようなことがあると正常な音が出なくなるかもしれません。そして最後に湿度です。湿度でカビが生えると最悪です。特に結露は避けなければなりません。これは湿度というよりも冬の時の室温の変化の問題です。部屋の温度が安定するまで保管するなどしてAT2020USB+を保護しなければなりません。

ただ、これはあくまでもプロ用の高額なコンデンサーマイクに言われていることです。AT2020USB+は1万5000円前後と高いとはいえ、プロ用ではないのでそこまで用心する必要はありません。

ただ、適度に掃除して結露の発生には気をつけたほうが良いでしょう。こういう面倒くささがAT2020USB+含めコンデンサーマイクにはあります。

まぁだからと言って頑丈なダイナミックマイクにしようとするとオーディオインターフェースが必要になりAT2020USB+より高くつくんですよね。

まとめ

こうしてみるとAT2020USB+の良いところよりも悪いところのほうが多いことが分かります。では、AT2020USB+は駄目なマイクなのかというとそんなことはありません。

価格を考慮しなくても十分に使えるマイクです。ただ、価格を抑えるために削られた要素があるだけなんです。まぁこれはAT2020USB+の問題というよりもコンデンサーマイクの問題と言ったほうが良いのかもしれません。とくに集音性が高すぎること、湿度や汚れには弱いこと。この2つは仕方のないことだと思います。

とにかく、AT2020USB+は配信や収録を始めるにあたりベストなマイクであることは間違いありません。もし、AT2020USB+を買おうか悩んでいるのであれば、オススメしたいです。

とろーるまん

とろーるまん

無職なので無料で読めるなろう系の感想が多め…。好きな漫画は薬屋のひとりごと。好きな小説は三秋縋の君の話。好きなゲームはオーバーウォッチ。最近はミーハーらしくAPEXを嗜んでいます。

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