ロック&キー 感想(ネタバレ注意)子供向け感はあるがそれなりに面白かった!

父のレンデルが教え子のサムに殺害される。そんな場所に住み続けることができないロック家の面々は、父が幼少のころに住んでいたキーハウスに移り住むことに。しかしこのキーハウス、名前からして不穏だが実際はもっと危険だった。次男のボードがある鍵を見つけたことから、悪しきものを解き放ってしまったのだ。というのが、ロック&キーのあらすじになります。

ようはボードが魔法の鍵を見つけて、悪霊らしき存在に渡しちゃった、さあどうする!?

というのがロック&キーというドラマです。

原作は人気の漫画らしく、なんと作者はスティーブン・キングの息子ジョー・ヒルなんだそうです。と言いつつ、私はスティーブン・キングの作品はほとんど見たことがなく、唯一見たのがNetflixで映画化した「イン・ザ・トール・グラス 」なんですけど、これがつまらなかったのであまり良い印象はありません。もちろん、評価されている作家なので面白い作品があるのは分かるんですけどね。

ただまぁ、息子とはいえ作者はスティーブン・キングではありません。ということで、ロック&キーに対する警戒心はありませんでした。なんならPVをみて楽しみにしていたくらいです。

で実際に視聴したわけですけど…。決してつまらなくはないけど、子供向け感があり素直に楽しめず、とはいえ面白かったのは間違いないのでシーズン2に期待!というのが正直な感想になります。

脚本の都合

面白いのは間違いありません。

魔法の鍵を屋敷から探すワクワク感。新天地だからこそ生まれるヒューマンドラマ。視聴者すら騙す嘘。こうして文字にするとやっぱり面白いなぁってなります。

ただ、脚本の都合みたいなところがあるんですよね。主人公が得をするならご都合主義なんですけど、敵役を動かしやすいように主人公たちが馬鹿になるところが幾つかあって、どうしてこうしないんだ!?ああすれば良いだろ!! と冷めてしまいました。

こういうところが子供向けなのかなぁと思いました。

ちなみに、Netflixのカテゴリーではティーン向けになっています。まぁ子供向けだからと言ってこういう展開があるのはどうかと思うんですけどね。

未熟な声優

私は基本的に吹き替えで視聴しています。

そこで問題になるのが下手な声優がいる場合です。今回は運が悪いことに一人だけ混じっていました。長女のキンジーです。女優自体はめっちゃ可愛いんですけど、声優はたぶん初心者なんでしょうね。普通に喋っているときは気にならないんですけど、怒りを表現するときはかなり棒でした。

ただ全てが悪いわけではありません。確かに初めは酷かったんですけど、話が進めば進むほど成長しているように聞こえました。最後はほとんど違和感がなかったくらいです。まぁ私が慣れた、という可能性もありますが…。

どうしても気になる場合は字幕で見ることをオススメします。文句を言ってなんですが私は許容範囲内でした。ちなみに、私にとっての許容範囲外はユニークライフです。初めて耐え切れませんでした。

感想(ネタバレあり)

最後の展開は驚きでしたが、じゃあ全く想像できなかったかというとそうでもありません。上のほうに脚本の都合と書きましたがこれも似たようなものです。

キンジーはスコットと上手くやっていました。付き合うまでの時間はめちゃくちゃ短いですけど、それ以降は順調でした。しかし、あっさりとゲイブに流れていきました。スコットとの付き合うまでの短さを考えるとキンジーが惚れっぽいだけとも考えられます。ただ、それにしたってキンジーとゲイブは早すぎませんか?

きっかけとなったのは人を操る鍵。あの鍵に操作している人間すら惑わす力があるのか定かではありませんが、そうとしか言えないような狂気があのときのキンジーにはありました。で、結局ゲイブとの仲良くなるのはここくらいです。どうしてこんなに早くにゲイブに惚れてしまったのか、不思議で仕方がありませんでした。

ぶっちゃけ物語的にスコットと付き合っているほうが良いじゃないですか。いや、まぁこれは単純に恋愛面で波乱を求めていない私だからこその考えかもしれませんが。

というわけで、不思議で仕方がなかったこの3人の関係ですが、ゲイブがドッジだと分かり納得です。本当にキンジーが惚れているのか、なんらかの鍵で惚れさせているのか、そこは分かりませんがこういう展開にすれば驚くのは間違いありません。

こういうところも脚本の都合感があってどうなんだろうなぁと思いつつ、けど扉の先に放り投げたのがニーナというのは正直好みの展開なのでOKです。

完全にロック&キーという物語の序章でしかなかったシーズン1ですが、こうした展開をうけて三兄弟はどのように感じ、どのように考えるのか。何だかんだ文句をつけていますが、要所要所面白かったのは事実なのでシーズン2を楽しみに待ちたいと思います。