ライドンキング 1話感想(ネタバレ注意)プーチン大統領っぽい人が異世界に転移!?

中央アジアの一角「プルジア共和国」15年前にこの国を独立させたのが現大統領プルチノフである。彼は飽きていた。大方の乗り物に乗ったからである。

騎乗欲を満たしたい。そういう欲求を抱えたまま生きていたある日、プルチノフはテロリストに狙われた。しかし、持ち前の力によって撃退することに成功。

不運だったのはテロリストに注意を向けていたことである。気づいたときには自身の石像に潰され、目を覚ますと異世界に転移していた…。

唐突すぎ!

いやぁすごく面白い。異世界モノはありふれているがために作者の力量が試されるけど、ライドンキングは見事に面白いものに仕上がっていた。

ただ、序盤が唐突過ぎるw

騎乗したという描写で現れるサメやらトラ。トラはまだ分かるんだけどサメはどうやって乗ってるんだ!? て思うじゃん。いや、僕は最初はどういうこっちゃと思ったけど、調べると実際にサメにまたがっている写真がまあまああるんだよね。

恐ろしすぎる…。そんなプルチノフが外出する際、車に乗るのかと思いきや当たり前のようにトラに乗るのは卑怯だろ。そこに現れるテロリストさん。こういう唐突な展開がスピード感を与えていて、ライドンキング面白いじゃんと思った次第。

乗り飽きた

色々なものに乗ったというプルチノフさん。回想では戦車やサメやトラと出てきて、確かにこれだけ乗ったら乗るものなくなるよなぁといった感じ。

官僚なのか大臣なのか分からないけど、自国は空の戦いに弱いから戦闘機が必要という提案に「乗り飽きた」の一言で却下するの中々にヤバいw

実は戦闘機を所有しているからってのもヤバいけど、飽きたからってだけで戦闘機を増やさないのは中々のキ〇ガイっぷりで好き。だったらミサイルでもと提案するも「あれは乗り物ではない」とまたしても騎乗を基準に判断するプルチノフさん。

そんなものに費用を使うなら宇宙ロケットでも開発したらどうだという一言に官僚らしき人物は妄想を繰り広げる。核弾頭と弾道ミサイルを保有するのでは、と。

プルチノフの妄想の一言を、官僚がさらに妄想で思考を広げるヤバさ。

なんでこれで国が持ってるんだろう…。

異世界転移

異世界転生と言えばトラックを思い浮かべる人はいるでしょう。僕もトラック衝突からの転生を想像する。では転移だとどうかな。唐突に転移するものもトラクターに轢かれたと思い込むなどありますが、これまたトラックもあります。

そして、ライドンキング1話でもプルチノフに突進してくるトラックが!!

これはトラック転生ならぬトラック転移だー!? と思うじゃん?

いや絶対にそうだろと思ったんだけど、プルチノフはトラックを止めるというw しかもヤバいのが、蹴った地面を盛り上がらせることでトラックを止めてる。大統領がとんでもない力を持っているのは周知の事実だけどこんな力だっけ…?

でも、今回のことで分かったのはいかにプルチノフといえど予想外の出来事には対処できないということ。トラックを止めたは良いものの、その衝撃で落ちてきた自身の像からは逃げることができず押しつぶされ、気づいたときには異世界に転移していた。

って結局のところトラックに衝突されて転移したのと変わらないよねw

大統領は慌てない

もし僕が気づいたときには別の場所にいたら心臓バクバクで慌てる自身がある。慌てない人は、完全に人生を諦めた人くらいだと思う。じゃあ、慌てないプルチノフは何なのかというと大統領なんだよなぁ…。大統領は慌てない。まぁ常識だよね。

知らんけど…。

最強の大統領ことプルチノフは恐ろしいほど冷静だった。気づいたときには見知らぬ場所。プルチノフはすぐにテロリストに誘拐されたのだと結論に至った。

まぁ実際はテロリストに誘拐されたのではなく異世界に転移したわけだけど、果たしてこの場合テロリストに拉致されるほうが良いのか、それとも異世界に転移したほうが良いのか…。いや、でもこうして考えるとかなり究極の考えだよな。

大統領がテロリストに誘拐されたなら殺される可能性が高い。まさか身代金欲しさではないだろう。元々からトラックで突進して殺す気満々だったし。

対して異世界に転移となると全てが未知。そもそもその世界に酸素はあるのか。有毒ガスは蔓延していないか。病原菌はどうかなど考えると頭が痛くなる。

どっちにしても最悪の状況にも関わらず、やっぱり冷静なプルチノフは現状の確認を行うために行動を開始した。

空飛ぶトカゲにトキメク大統領

気づいたときには謎の洞窟の中。大きな扉があるじゃない!! と扉を開けると外には巨大なトカゲが飛んでいて…。このシーンのなにが面白いって見開きなんですよ。でかでかと空飛ぶトカゲを表現していて画力が半端ないと再確認する。

そして、そのあとにプルチノフの顔ね。テロリストのトラック突撃には驚かなかった。気づいたときには見知らぬ場所という展開にも驚かなかった。もはや何にも感情を動かさない怪物かと思いきや、巨大なトカゲには驚いた!

画力が高いだけにプルチノフの間抜けっぷりが際立っていてこんなん卑怯だろww

しかも、プルチノフが混乱する中、遠くで女の子たちが燃やされてるし。最初はロボットだと思っていたプルチノフ。しかし、騎乗して分かったリアルさ。なんで騎乗したら分かるんだと思うけど大統領だからね。仕方ないね。

そして、これがリアルなら未知の生き物で、そりゃ乗りたいでしょ。ってなわけで、空飛ぶトカゲ「ワイバーン」を探す、大統領の休暇の始まりであったとさ。そして、最後の最後に大統領と女の子たちが謎の生き物に乗っている。それは何なんだ…。

ライドンキング1話とは言え、最後の最後まで面白い作品だった。

これどういう話になるんだろうか。

続きが楽しみだ。

次話の感想ライドンキング 2話感想(ネタバレ注意)騎乗のことになると興奮する大統領