薬屋のひとりごと 17話ネタバレ感想|誰も報われないお話だった

再び柘榴宮を訪れた猫猫は、里樹妃毒殺未遂の犯人として風明を追求することにした。そこで明かされたのは主人である阿多妃の子供を意図せず殺してしまったこと。そして似た境遇である里樹妃の口から漏れないよう、里樹妃を殺害しようと考えたのだという。そこで猫猫はとあることを提案するのであった。

前話の感想薬屋のひとりごと 16話ネタバレ感想|猫耳猫猫が多くて幸せでした

報われない話

今までビターエンドはあったものの報われる人はいました。しかし、今回の事件は誰も報われない。そもそも里樹妃を殺そうとした理由が、主人の子供に蜂蜜を与えて殺してしまったことからきている。この時点で報われなさが表れている。

風明はよかれと思ってやったこと。それが主人の子供を死に追いやった。そして主人の阿多妃はそのことを知らない。そこで猫猫が提案したのが、阿多妃を上級妃のままにするため里樹妃を殺そうとしたという動機による自首だった。

ますます阿多妃も風明も報われない。しかし最善策であることは間違いないんですよね。これが本来の動機だったら阿多妃の子供を死なせた原因を里樹妃が漏らさないよう、里樹妃を毒殺しようとしたということになるんで。

もっと酷くなるのは目に見えています。しかし、どういう動機であれ上級妃を暗殺しようとした罪は大きい。間違いなく死刑になるでしょう。そして、阿多妃はすでに後宮から出ていく事が決まっていたという。

だとすれば、阿多妃からしたら無駄なことをして死刑になった人という認識になります。やっぱり阿多妃も風明も報われない。悲しいなぁ…。

医官は宦官でなければならない

前話の感想でおやじは玉と足の骨を抜かれて追放されたと書きましたが、そもそも後宮の医官は宦官でなければ務まらないんですって。だから僕が書いた感想は誤りですね。そして以前から思っていた、後宮の医官がヤブだってこと。

そりゃ物語的に愛嬌あるんですけど、だからといってヤブだと後宮的にあまり宜しくないですよね。何でなんだろうと思っていましたが、医という特殊な立場の人間がわざわざ宦官になる理由がないというもっともな話がでてきました。

どの時代も医者はエリートでしょうし、宦官となると玉と竿を抜くってことですからね。そんな存在になりたいと考える人が少ない以上、ヤブが後宮の医官を務めるのは仕方がないことです。

赤ちゃんに蜂蜜を与えてはいけない

これ薬屋のひとりごとの世界だけの話ではありません。現実でも赤ちゃんに蜂蜜を与えるのは危険なんです。具体的にどういうことかというと蜂蜜に含まれるボツリヌス菌が悪さをするのだとか。普通であれば腸内細菌が抵抗するんだけど、生まれたばかりの赤ちゃんは未熟。腸内細菌が抵抗できず、腸内でボツリヌス菌が繁殖し死に至るんだそうです。

ただ、必ずしも死に至るわけではなく、蜂蜜による死亡は稀なんだそうです。じゃあやって良いじゃんってことになりそうですが、それでも死ぬ可能性はあります。

なにより蜂蜜がなければ子育てができないって訳じゃないですよね。ってことで1歳未満の子供には決して蜂蜜を与えないようにしましょう。ってのが厚生省の言い分だそうです。僕も気を付けたいですね。

というわけで話が逸れましたが次回も楽しみです。

次話の感想薬屋のひとりごと 18話ネタバレ感想|阿多妃の独白と猫猫の気づき

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