クッパ姫がオワコンってマジ?

『マニアック:感想』最高の最終話だった!

マニアックは配信前から目をつけていました。人によっては役者って人もいるでしょうが、僕はあらすじがレギオンを彷彿とさせるものだったからです。

ってことで早速配信開始となったマニアック見ていきます!

1話のあらすじ

統合失調症に悩むオーウェンは仕事が長続きしなかった。それは今回もそうでクビになった。そんなオーウェンの生まれは裕福な一族だった。そのため、統合失調症で仕事が長続きしないオーウェンは一族の面汚しだった。そんなとき怪しげな臨床試験の被験者となるが…。

1話の感想

ヤベェ…。何もかもが分からない。そもそも世界観からして奇怪だ。さらなる自由の女神とは何だ。アド・バディなる通貨のようなものは何だ。おそらく我々が過ごす地球とは似て非なる世界なんだろう。そして、ロボットがあるあたり近未来。ここまでは分かる。不明な用語はあるものの、それは後々説明されるはずなので焦る必要はない。

ただ、主人公のオーウェンが統合失調症ということもあり、視聴者も何が現実なのか分からなくなってくる。あの現れてはよく分からないことを言い、一瞬にして消える男は存在するんだろうか。あれだけ大きな声を上げておきながら誰も注目しないあたり、彼がいう通り他の者には見えないのだろう。だとすれば、オーウェンが生み出した幻覚ということになる。

しかし、そうなると不可解なのが金髪の女だ。明らかにオーウェンのことを分かった風に話していた。ただ、これに関してはオーウェンを遠ざけるために即興で合わせた可能性もある。というか、そのあとの反応をみるにその可能性が高い。

続きが楽しみだ

2話のあらすじ

ヤク中のアニーは薬欲しさに製薬会社の社員を脅し臨床試験の権利を手に入れる。しかし、その臨床試験は普通とは違って過去のトラウマを掘り起こすものだった。

2話の感想

これは精神に病を抱えている人たちのカウンセリング物語なんだろうか。レギオンのようなものを想像していたため、今の所ちょっと不思議ではあるものの常軌を逸しているわけではないため困惑している。

というのはさておき、アニーが欲する薬ULPとは何なんだろうか。合法的というからにはそうおかしなものではないのだろう。しかし、アニーは明らかに依存症だった。

アニーといえば結局オーウェンのことを知っているわけではないということが判明した。やっぱり統合失調症のオーウェンを遠ざけるための嘘だったわけだ。

3話のあらすじ

昔からULPを多用していたアニーと薬を飲まなかったオーウェンはムラモト博士に呼び出される。そこでオーウェンの衝撃的な過去が明らかになった。

3話の感想

アニーが依存していた薬の正体が明らかになった。

その薬は過去のトラウマを掘り起こすというもの。そんな薬を飲んでどうするのかと思えば、アニーは事故で失った妹に会いたかったのだという。それがどれだけ辛い記憶であっても、現実感を持った妹と会えるのであれば確かに僕であっても使うかもしれない。その結果、依存症になり犯罪まがいなことをしてここまで来たのだからすごい。

そしてオーウェンは薬を飲まなかった。

アニーのためだと言っていたが正直意味が分からなかった。そんなオーウェンが語るトラウマの話はぶっちゃけると笑ってしまった。てっきり兄の裁判がどうとか言っていたので、兄が誰かを殴ったり殺したのだと思った。だから、そういう風に見ていたら唐突にオーウェンが飛び降りるのだから意味が分からない。なんでいきなり飛び降りたんだろう…。

そして意味が分からないといえばムラモト博士だ。1話から思っていたが妙に日本的な要素が多い。わざわざお辞儀をしたり、社員に日本人がいたり。その最たる例は今回唐突に亡くなったムラモト博士だ。オーウェンに薬を飲ませるシーンで関西弁で凄んだのは本当に笑えた。一応言っておくとあのシーンは吹き替えでなくても関西弁で凄んでいる。

4話のあらすじ

B錠を飲んだアニーとオーウェンは1980年代に飛ばされる。そこでは2人は夫婦だった。そんなあるときアニーの患者だったナンシーとの約束を守るためキツネザルのウェンディを奪還しようとして…。

4話の感想

ムラモト博士の死が原因でおかしな方向に進み出した。AIの涙がオーウェンとアニーの配線を狂わせたのだろうか。それがどうして1980年代で夫婦生活をするのかは分からないが本人たちにその自覚はないようだった。

しかし終盤のアニーの語りはどう考えても現実のもの。

脳内の話ではなく実際に起こったことなんだろう。朝目覚めたら両親がいなく、探しに言ったら父親だけが車内で泣いていたというもの。結局なにがあったのか詳細は分からなかったが、アニーの語りからして元には戻らなかったのだろうね。

そして、あの事故で妹を失ったと。なんというか、ますますアニーが悲惨な子になっていってる。4話になっても相変わらず方向性が見えないこの話。マニアックというドラマの行く末はどうなるんだろうか。続きが楽しみだ。

5話のあらすじ

引き続き薬の影響下にあったオーウェンとアニーは、今度は詐欺師のオリーとアーニーになっていた。オリーとアーニーは目的のものを盗むため、降霊会に潜り込むのだった。

5話の感想

2つ目の夢もオーウェンとアニーは相棒だった。そこで気になってくるのが1話に登場したオーウェンの幻覚だ。あの幻覚の男はアニーが重要なのだと言っていた。そして、今まさにオーウェンとアニーは繋がりを強くしていた。

あの幻覚の男の言葉は本当にオーウェンが作り出したものだったんだろうか。僕が気になったのはアニーがアーニーだった時に何度かオーウェンから引き離された時の現象だ。あの一瞬にして消える様子は、オーウェンの幻覚が消えては現れる現象によく似ていた。考えすぎだとは思うが、そもそも今の臨床試験もオーウェンが見る夢なのではないだろうか。

もし夢でないとしたら、オーウェンの見る幻覚は本当にただの幻覚なのだろうか。そして暴走するAI。第2の夢に出てきたAIと珍妙なムラモト博士。それだけムラモト博士のことを好いていたのだろう。SFらしいね。

6話のあらすじ

アズミ博士は様々な問題をジェームズに明らかにした。そしてそれらの問題を解決するため、カウンセラーとして有名なジェームズの母に助けを求めることにしたのだったが…。

6話の感想

ここにきて馬鹿な間違いをしていることに気づいた。主人公が妄想を見るという話だったためレギオンと同様だと考えていた。だから、実際に何かが起こっていくのだと考えていた。しかし、実際に似ているのは主人公が妄想するという点のみ。

そこに超常的な何かが関わっているわけではないということだ。実際オーウェンは妄想型統合失調症だと診断された。妄想に出てくる人格はグリムゾンなのだと断定された。だったら、5話の感想のときに言ったグリムゾンは本当にただの妄想だったわけだ。

しかし興味深いのは、そういったことをAIのガーティーは偽りなのだという。間違っていないと。つまりどういうことかというと…どういうことなんだろう。よく分からないがオーウェンとアニーの関係は良くなっている。

そこは見ていて微笑ましいが、こうなってくるとマニアックという物語がどこに落ち着くのかが想像できない。だからこそ、続きを見るのが楽しみなんだけどね。

7話のあらすじ

C錠を飲んだオーウェンとアニー。しかし、B錠とは異なり2人が同調することはなかった。オーウェンはギャングの一味。アニーは病気の王女の案内人の妖精になってファンタジー世界を旅していた。

7話の感想

A錠にしてもB錠にしてもそれぞれに自覚はなかった。しかし、ここにきてアニーが夢を夢だと自覚した。魔法の鏡によって。皮肉だったのは妹を失う原因となった男たちによってもたらされたということ。

そして、幸運なのか不幸なのか。病気の王女とは事故で亡くなった妹だった。しかし、それらが起因となり夢を自覚したアニー。そんなアニーによって何が変わるのか。

そして、オーウェンの行く末はどうなるのか。

8話のあらすじ

アニーと妹はファンタジー世界を冒険。オーウェンは家族を守るために自白しろと迫られ、グレタはガーティーと対話する。

8話の感想

C錠の効果は対決。そのことをすっかり忘れていて、数話前から夢を見るものだと思っていた。しかし、8話でそのことを思い出した。

過去の記憶とは違うけれど、しかし大切なものとの対決。戦うわけではないが、別れなければ夢の中に取り込まれ続けるということなんだろうか。

アニーは夢に止まることを決意するも、それは妹と一緒というわけではなかった。オーウェンはアニーを助けるために夢の中の家族を捨てた。

しかし、あっさり撃ち落とされるオーウェンには流石に笑ってしまう。妙に勇ましいと思っていたらこれだよ。さて、いよいよ終盤。撃ち落とされたオーウェンはどうするのか。夢に囚われたアニーはどうなるのか。

9話のあらすじ

アイルランド人スパイ、CIA工作員として再開したオーウェンとアニー。そんな中、現実では博士たちがガーディーニ閉じ込められていた。

9話の感想

撃ち落とされたオーウェンと閉じ込められたアニー。2人はどうやって再開するんだろうと思っていたら、9話の初めにあっさりと再開してしまった。

まさかの展開である。

それからは記憶を取り戻し、それぞれが本題である対決に向かった。オーウェンはガーディーと対決。アニーは妹と対決。結果2人は成功したわけだ。

ただ気がかりなのはグリムゾンが何者なのかということ。あれはオーウェンの幻覚だと思っていたらまさかの現実だった。そして、そんなグリムゾンのおかげで救われた。だったら、そのグリムゾンはどこに行ったのか。

そもそもどうやって生まれたのか。

そういう根源的な謎が残っていて、最終話で解決するんだろうか。

気になる。

10話の感想と総評

正直にいうと7話あたりから退屈に感じていた。

それまでは考察の余地があったしオーウェンとアニーのちぐはぐな感じが楽しかった。でも、夢に入ってから大して話も動いていないし退屈だった。そういう退屈な感情を吹き飛ばしてくれる素晴らしい最終話だった。

夢の中でオーウェンに支えられたアニー。そんな夢の中でちょっとした勇気を身につけたオーウェン。そんなオーウェンでもアニーと再会するのは恐ろしかった。もしかしたら妄想かもしれないし、現実なら現実で傷つけてしまうかもしれない。今までがそうだったから。そんなクヨクヨしたオーウェンの前に堂々と現れたアニーがカッコいいし可愛かった。

んで、気になって役者のことを調べていて、ちょっとした驚きが。日本人の博士を演じていた女性ソノヤ・ミズノはあの恐ろしくも素晴らしいアナイアレイションに出ていたとか。知らなかった。

という個人的な情報はさておき、マニアックの総評は面白かったけどダレるところもあり、ぶっちゃけ万人にオススメできるものではない。

うん、やっぱ万人にはオススメできないわ。

でも僕は面白いと思った。