神マウス「G PRO Wireless」のレビューをしました!

異世界で俺の中二設定が活き活きとしている 感想|異世界に転移したら黒歴史が本当になっちゃったよ

正体不明のアミューズメント施設。突如サービスが開始されたそれは異世界へと人を送り込む施設だった。飛んだ先は治外法権、無法地帯。生還率50%以下。唯一、門を見つける事。それが現実へ戻る手段。歴史の闇に生きた一族の末裔。生まれながらにして凶神を封印する器とされた体。俺が大学ノートに書き連ねたありきたりな妄想はその世界で現実のものとなる。現実世界と異世界を行き来し、出会いと戦いを経て、やがて主人公を取り巻く現実も変化して行く。その先で待つものは。

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63話まで読了。
評価:★★★★★

ぶっちゃけ日間ランキングは信用してないし見るつもりはなかったんだけど、なんとなく見たら「異世界で俺の中二設定が活き活きとしている」というタイトルの作品があるじゃないですか。

タイトルだけならやっぱり読んではなかったんだけど、数週間前になろうスレで「異世界で俺の中二設定が活き活きとしている」の名前を見ていて、そういやそんなのあったなぁと興味を持ったのがきっかけ。

1話が学校の先生の語りでぶっちゃけ何だこれと思ったんだけど、最新話まで読んで分かったのは何だったんだ…ってこと。

つまり、異世界で俺の中二設定が活き活きとしているの躓くところは初めの先生の語りだけなんで、なんだこれと思っても気にせずに読み進めてください。

それを超えると超面白い。G社とかいうGoogleかと思うような大企業が運営する施設が実は異世界への転移装置で、とか。

無事に異世界から戻ってきたのは少なかった、とか。いきなりハードな滑り出しで、でも俺が面白いと思ったのは主人公の黒歴史が異世界で具現化したという要素。

それは主人公に限ったことではなく、そのほかの人たちも願望が具現化してるんだけど明らかに主人公だけおかしいんですよね。

具体的には読んでもらうとして、主人公の黒歴史って本当に設定集みたいなもんなんで家族構成まで詳細なんですよ。しかし、それはただの黒歴史に過ぎないはずなのに、なぜかいないはずの妹が登場したりして。

それにより主人公は本当にこれは現実なのかどうかを悩んだりしてめちゃくちゃ面白かったです。

もっとも好きなエピソードは「亡者の群れの中で」です。ただ、このエピソードに関しては一言でも語ろうものならネタバレ確実なので語りません。

ただ、感動した。

こういうエピソードって良いよね。

まとめ

主人公はチートではあるものの最強ではない。よくピンチに陥っているし、守れなかったよ…みたいな展開もあって鬱といえば鬱。ただ、主人公を虐めるタイプの話ではないので、ちゃんとカタルシスはあるしNTRがどうこうって話でもないです。

そこまで恋愛描写はないものの、主人公が意識したり意識されたりみたいな展開はあります。63話、20万文字あるものの謎はまだまだ解明されず、それどころか最近になって大きな謎が出てきたりとこれから期待できそうです。

ちなみに、あらすじに「やがて主人公を取り巻く現実も変化して行く」とありますが異世界の何かが現実に侵食するわけではありません。異世界での活躍や、異世界への転移が明らかになって世界や主人公の人間関係が変わっていく話です。

そこらへんを勘違いするとガッカリするかも。まぁそういう訳で、世界の謎や主人公の謎を解明する話が好きな人にオススメ。