ゾンビ・サファリパーク ネタバレ感想|ゾンビが見世物になった世界でのパニックもの

正直ゾンビものは興味がないんですけど、例のごとくあらすじにビビッときました。そして、Netflixにはありがたいことにレビューがあるため見てみるとめちゃくちゃ高評価じゃないですか。これは見るしかないということで早速見てみました。

ゾンビとの戦争後の世界

やはり世界観が素晴らしい。ゾンビが爆発的に増え、そのゾンビたちと戦争。なんとか勝利するも20億人もの死者が出てさあ大変。現在復興してますよーってのが現在。世界に混乱のスキを突きビジネスを開始。それがゾンビを殺せるサファリパーク。

でも、こういう世界になると本当にゾンビを見世物にする人が出てきそう。けれど、いくらゾンビといえど元はただの人間。

不運なことにゾンビに噛まれ、感染した者の成れの果てがゾンビだと考えると反対の声のほうがデカそうなんだけど、ゾンビとの戦争後と考えるとどうなんだろう。みたいにアレコレと考えるのが楽しい映画でした。

ゾンビの人権団体

ゾンビを隔離して見世物にするだけでも割と悪感情持たれそうなのに撃ち殺すってのは人によっては許しがたいことなんだと思います。ゾンビといえど元は人間。それこそ親族がゾンビになったらどのような考えを持つか分かりません。

そこで登場するのがゾンビの人権団体。

人権団体ってのは正直謎ですけど、各々が理由を持ちゾンビを庇う団体です。それだけなら良いんですけどゾンビ・サファリパークの場合はめちゃくちゃ悪質でした。コンピューターにウイルスを流し、制御システムを破壊するというもの。

制御システムが破壊されるとゾンビが解放され、あとは思うがままに暴れるだけです。

人権団体の悪行

サファリパークで働いている人は多くいました。システムを破壊するということはサファリパークの従業員も殺すということです。人権団体が人間を殺していいのかという疑問があります。しかし、ここで肝になるのが「難民」です。

ゾンビとの戦争で難民になった人たち。ゾンビ・サファリパークの冒頭に出てきて、初めは世界観を表すだけの存在だと思っていました。しかし、難民すら伏線だったとは驚きです。なんとサファリパークのゾンビは難民だったのです。

確かにゾンビを殺している以上は補充が必要でした。そのために邪魔な難民をゾンビにしているとは驚きの展開。しかしだからこそ、そのことを分かっていてサファリパークで働いている人たちすらも巻き込もうと思ったのかもしれません。

まぁ、それはそれとして観光客すら巻き込むのは酷いもんですけどね。ゾンビのためなら何をしてもいい団体だったのだろうか。

面白くはあったけどガバガバだった

ゾンビ・サファリパークはそれなりに楽しく見れました。ただ完璧というわけではありません。一番はやはりセキュリティーのガバさ。難民をゾンビにしているサファリパークが何であんなにセキュリティーがガバガバなのか理解できません。

もしかしたら難民をゾンビにしているのがバレるかもしれません。もしかしたらゾンビの制御ができなくなるかもしれません。

今回は難民の存在がバレ、ゾンビの制御ができなくなりました。つまり最悪の展開なわけです。そうでなければ話が進まないとはいえ、こういうシステムでこのセキュリティーの甘さはどうしても気になってしまいます。

主人公の性格に難あり

そもそも主人公がいるのか疑問なんですけど、父親がゾンビに殺された女性を主人公と仮定して話を進めます。この女性が中々に酷かった。なにが酷いってゾンビに噛まれた人を撃ち殺した夫に対し「あなたの本性がそれ?」みたいなことを言い出すんですよ。

いやいや、お前の夫軍人じゃなかったんかい。そりゃ一般人が感染したとはいえ、前まで一緒にいた人を撃ったらビックリしますよ。でも軍人ですよね。ゾンビとの戦争を体験してるんですよね。そりゃ撃つでしょ。

なのに本性はそれって意味が分からないんだけど。ただまぁ、とっさに妻を見殺しにしようとするあたりすごく現実的で恐ろしさはありました。

おわり

映画だから仕方がないのか、たんに僕の頭がポンコツなのが悪いのか分かりませんが謎が残りました。それはライフルでゾンビの頭を抜きまくってたオッサンが生き残っていたということ。

もしかしたら見間違いかもしれないけど、けど最後に出てきた人ってそうだよね…。アナウンサーも生き残りは一人だけじゃないって言ってたし。あのオッサンはゾンビに突っ込んでいきました。

まさかあの状況で生き残れるわけないしどういうこっちゃ。

てのが謎ですが、まぁ良いか。

それなりに面白かったです。