『Netflix』ネイキッド 感想(ネタバレあり)|馬鹿な男が大人になるループもの

ネイキッドはとても面白い映画でした。個人的に恋愛ものって苦手なんですよね。他の女とか男とかと浮気がどうたらハッキリしないとかなんとか。

とにかく面倒臭くて、それ言ったら解決するだろ? みたいな展開がやたらと目について苦手なんですが、ネイキッドは恋愛ではなくループが中心にあるため恋愛要素が薄くて見やすかったです。

ロブがループに巻き込まれた

主人公のロブがエレベーターの床で目を覚ますところからループが始まります。なにが最悪って全裸なところ。

僕がロブなら絶対に外に出たくないというか、なんなら勢いで自殺しそう。しかし、比較的おちゃらけたロブは混乱しつつ全裸のまま外へと出る。

しかも、ホテルの外に出るから凄い。しかし、そんなガッツがあったところでループを脱することはできず、何度も繰り返すことになります。

やっぱりループものの醍醐味は何度も繰り返すことですよね。

人の側面をみて

どの映画やドラマもそうですけど、始まりは一面しか分かりません。だから、良い人として描かれたらその人は良い人だし悪い人と描かれたらその人は悪い人なんですよね。それはネイキッドも同じです。しかし、ネイキッドはループもの。

となると、ループを脱するためには様々なことを行わなければなりません。最終的な目的は結婚することですが、結婚までがまぁ遠い。単純に結婚式に遅れたり、結婚式場までたどり着けなかったり、そもそも結婚式場に向かわなかったり。

どっちにしろループは抜け出さないといけません。となると人と接するしかなく、そこで様々な面を見ることになります。

その最たる人が婚約者メーガンの父親でした。やり手のビジネスマンだったメーガンの父親は計画性がなく無責任なロブを結婚相手としては認めていませんでした。そのことをループをすることで突きつけられ、ロブは変わる決意をしました。

そのため、メーガンの父の変化はすごいものでしたが、そういうカタルシスを味わえるのがループものでありネイキッドなんですよね。

成長

ネイキッドは目新しい展開や演出があるわけではありません。それこそループものを好む人であれば見覚えのある展開があるかもしれません。

しかしネイキッドの見所はループそのものではなく主人公ロブの心の移り変わりなんですからどうでも良いんですよね。

計画性がなく無責任だったロブ。初めはダンスのリハーサルをせず、誓いの言葉もない。結婚指輪をなくし、挙げ句の果てには自分は無理だとメーガンとの婚約を破棄しようとする始末。しかし、どれだけロブが諦めようとループからは抜け出せない。

そうなると何がなんでも決意しなければなりません。無責任なままではいられないのです。馬鹿な男が大人になる映画ネイキッド。とても面白かったです。