神マウス「G PRO Wireless」のレビューをしました!

このサイテーな世界の終わり 感想と考察|ジェームスは生きてるよ

僕は基本的に青春系の話は見ません。恋愛系なんてもってのほか。なんだかって聞かれると困るんですけど受け付けないんですよね。あれだろうか。視聴後に眩しすぎて目がえぐれそうだからかな…。まぁなんにせよ普通なら見ないわけですよ。

しかし、本作「このサイテーな世界の終わり」は1話30分とアニメみたいな短さな上に8話と話数が少ない。しかも、あらすじがサイコパスの少年と家出少女が逃避行とかなんか面白そうだしジャンルがコメディだったから大丈夫だろうと見てみました。

結論を言うとある意味成功、ある意味失敗。とてもとても死にたくなった。こんな青春時代を送りたかったなーっていう、よくあるやつです。

点数を付けると10点中9点。

高得点の理由

無駄が少ないところが最大の理由。1話1時間がドラマの基本だと思うんですけど、1話1時間はよっぽどのことがない限りダレます。まぁダレるってのはあくまでも主観なんですけど、そういうことが多くて途中で見なくなることが多々あります。

しかし、このサイテーな世界の終わりは1話30分もかかっておらず、綺麗にまとめてあることが好印象でした。

飽きることなく最後まで楽しんで見れるのは本当に貴重だと思うんですよね。そして、最近のネットフリックスはこのサイテーな世界の終わりと同様の1話30分スタイルが増えてきているので他のタイトルにも期待できます。

もちろん、他にも高得点の理由はあります。

それは丁寧な描写ですね。出会ったばかりの1話から2人は付き合い出すんだけど、だからと言ってやっぱり出会ったばかりだから仲は良くない。

良くないと言うかジェームスはアネッサを殺すことしか考えてないし、アネッサはなんだろ。まぁジェームスよりはジェームスのことを考えていたけど、割とイラついているところが目についた。そりゃそうだよね。両親がああなんだから誰だって嫌になる。

そんな2人が逃避行を続ける中で、少しずつ思いやって仲を深める。もうね、こういう描写だけで泣きそうになる。本当に美しかった。

だからなのか、主役の2人は特別かっこいいとも可愛いとも思わなかったんだけど、演出などが良すぎてカッコよく見えたり可愛く見えたりしたんだよね。そしてついに仲を深めた2人は、しかし自らの過ちにより終わりを迎えることに…。

10点ではない理由

10点ではなく9点の理由はエンドが気にくわないとかではありません。いやまぁ無関係ではないんですけど肝心の大人たちにイラつきました。あれだけ散々な様子を見せておきながら最後の最後まで役立たずな大人たち。

それゆえにああしたエンドを迎えると思うと腹が立つ。せっかく大人たちの様子も描いていたんだから、最後くらいは大人らしいことをして欲しかった。だからこそ、無駄がないではなく無駄が少ないと評しました。

役立たずのままなら両親は良いとしても女性警官の下りはそこまで必要だとは思いませんでした。同性愛の描写も要らんだろ。こうしたところが1点マイナスに繋がりました。とはいえ、それ以外が素晴らしすぎるので満点に近い9点です。

エンドの考察

あの終わり方だとジェームスは撃たれて死んでいるようにも見えるんですけど本当にそうなんだろうか…。と言うのも、6話だか7話だかの殺害後に証拠隠滅して家を出るじゃないですか。そんときにジェームスの独白で「後から知ったこと…」って言ってましたよね。

ジェームスとアネッサが特定される原因となった証拠のことです。それをアネッサではなくジェームスが独白するってことは当然生きてるってことですよね。少なくとも10話の中でジェームスが証拠を残していたという事実は知らないはずです。

そうなるとおそらく足を撃たれて逮捕。のちに警察に聞いたんじゃないかと思いました。だから、ジェームスは死んでないよ。間違いない。

今のところシーズン2の話は聞きませんが、この調子だとあってもおかしくないし、そのときにジェームスやアリッサが主役じゃないにしてもチラチラとそれっぽい影は見えるだろうし。

本音を言うと見たくない、いや見たいんだけど…。みたいな感じなんですけど、まぁ何であれ続報を待ちましょう。あれこれ僕らが悩んでもある時はあるしない時はないってことで、とりあえずシーズン1はとても面白かったです。